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  1. 本に関すること

読了 『食べかた上手だった日本人―よみがえる昭和モダン時代の知恵』 魚柄 仁之助

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Book Review

書籍情報

作品名:食べかた上手だった日本人―よみがえる昭和モダン時代の知恵
著者:魚柄 仁之助
文庫:224ページ
出版社:岩波書店(2015/8/18)

小説も好きなのですが、こういった評論・学術書も積極的に読むようにしています。

昭和モダンを感じます

昭和10年前後の婦人向け雑誌を中心とした資料を基に、日本の昭和初期の食生活全般(食材、レシピ、料理道具などなど)を考察した本です。

筆者が、その雑誌の内容を実践した感想等も書かれていて読み物として充分に楽しめます。また食べ物にまつわる話ですから、イメージもしやすいです。著者の方は、いくつかのレシピも再現していて、これこれは美味しいなんて書かれているのですがそんなこと言われてしまうと食欲を刺激されます。

随所に当時の婦人雑誌の記事が図版として載っているのですが、さすがは昭和モダンというのでしょうか。イラスト1つとってもどことなくお洒落なんですよね。それでいて実用的な内容ですからなんだかずるい。

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自分の五感で食品を判断する

色々と興味深い内容だったのですが、一番興味のあった記事は賞味期限のお話です。
昭和10年前後の食品保存環境(冷蔵庫の性能など)なんて今とは雲泥の差ですから、賞味期限を自分で見極める必要があるわけです。その見分け方の知恵が当時の雑誌には色々と紹介されていたそうなんですが、私もその雑誌が欲しい!

そもそも今の世で言う賞味期限は美味しく食べられる期限で、過ぎたからすぐに食べられなくなるわけではないそうです。※消費期限は、やめた方がいいそうです。
詳しくは、農林水産省のホームページを参照してください。

賞味期限は、食品を判断するのにとても役立つし、頼りになるなと思っていますが、あまり拘りすぎるのも不自由だと考えています。
私の周りには、賞味期限を1時間でも過ぎたら絶対に食べないという価値観のお友だちもいますが、私としては2日、3日過ぎたものでも自分で食べられそうだ判断したものは食べています。
流石に一週間近く過ぎたものは火を通さないと食べないのですが。(←それでも問題無さそうなら食べています)
これで私も夫もお腹を壊したことがないので、そういうことなんだと思います。

ただ賞味期限を過ぎているから食べないという判断も自分の身を守る判断として正しいと思っていますので、そのあたりはあしからず。
ちなみに食品を買うときには、同じものの中でも賞味期限がより長いものを選ぶなどやっぱり賞味期限の記載はありがたいです。
ですので、その判断方法をレクチャーしてくれる雑誌は一度読んでみたいものです。
図版として、当時の牛乳の見分け方の記事(の一部)が抜粋されていたのですが、爪の上に垂らして流れ方で判断するんだそうです。初耳でしたので、もっと!その情報!詳しく!

松茸のフリッター

婦人雑誌に紹介されていたレシピの1つだそうです。
高級食材であることは言わずもがな、平成の世において自宅でフリッターなんて作ったことありません。
他にもハーブを使ったお料理も結構ありました。
昭和モダン、恐るべし。

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