家族が鬱

クリニック初受診までの様子

楽しい話ではありません

今までも仕事が忙しい時には、口数が少なく暗くなったり、飲酒量が増えることも多かったです。
初めのうちは私も「また仕事が忙しくて大変なんだな」といった感じで気には留めていましたが、そこまで心配はしていませんでした。

ですがしばらくして「今回はちょっと違うかも」と気が付いたのは、不眠と飲酒量。
短い時間で目が覚めたり、浅い眠りを何とかするためにお酒を飲む量がどんどんと増え飲みすぎを指摘しても全く意に介しませんでした。
どれくらい飲んでいたかというと一度に500mlのロング缶ビールを5本に、焼酎の水割りを3~5杯。
もっと明らかに適量以上ですが、もっと飲む日もありました。

夫はお酒は好きですが決して強くない(むしろ弱い)ですし、これらを毎日飲んでいましたから当然心配になり、諫めても八つ当たりされることも増えてきました。
それでも夜中うなされているところも何度か見かけました。

会社の人など第三者にはうまく取り繕っていたようですが、自宅での雰囲気がおかしくなっていくのが傍からみていて、よく分かりました。
どんな雰囲気かというと、休日に好きだったことに興味を示さなくなり、一日ぼーっとしていることが多かったです。

すぐに「心療内科を受診してみたら」と提案してみましたが、本人は全く乗り気でなく、そのうち朝具合が悪くて段々と起きれなくなってきました。
会社に行きたくないという精神的なものだと思うのですが、吐き気、めまい、立ち眩みがはじまりました。

勤務地の都合上、私の方が早く家を出なければならなかったので、出社したかどうか毎日メッセージのやり取りで確認していました。
そのメッセージも以前ならスタンプを併用していたのに、テキストだけ。あるいは既読しても返事なしのこともありました。
ただこの頃は、1時間遅れや午前のお休みを頂いてもほぼ毎日出勤していました。

こんな風に朝出社できないことが増えると、会社の同僚たちにも夫の状況が知られることになりました。
うち、仲の良い方々が病院の受診を進めてくれてようやくメンタルクリニックを受診することになりました。

後で聞くと「自分が鬱だとは思わなかった」と話していました。
あのままだと心よりも先に体を壊すことになってしまっていたと思うので、本当に同僚の方々に感謝です。

一方で、一番傍で様子を見ていた私の言葉だけでは信じてもらえなかったということは本当に寂しかったです。