漫画感想

漫画感想『こうふく画報』長田 佳奈(著)

Comic Review

書籍情報

作品名:こうふく画報
巻数:単巻
著者:長田 佳奈
出版社:ぶんか社
発売日:2017/07/14

漫画概要

少し昔、大正時代の日本。
特別ではない「いつものごはんやおやつ」とともに
・神経質すぎる和菓子職人に振り回されるお手伝いの少女。
・風変わりな仮面を被る古書店の主人と、クラスになじめない転校生の少女。
・顔も知らない他人同士だった男女の新婚生活。
などなど、市井の人々の幸せな日常を描いたノスタルジックコミック!

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こうふくとは

「特別ではない「いつものごはんやおやつ」とともに」という触れ込みなので、私が真っ先に当てた字は「口福」でした。

でも実際に読んでみると話の中に食べた料理そのものを大絶賛する描写はありません。

あまり美味しくない(お腹を壊してしまう)料理すらあります。

料理そのものではなく、その食べ物を作った人あるいは食べた人の心映えを表すものとしてお菓子やご飯が存在しているお話たちです。

そう考えるとあえての「こうふく」なのでしょう。

ゆったりと流れる時間

最近、仕事の一環でTwitterをよく眺めているのですが、目まぐるしく何かが起こっては消える毎日だなぁと思っていました。

デジタルネイティブと言われるミレニアム世代生まれですが、情報の溢れている今の時代は本当に忙しいなぁ疲れたなぁなんて考える毎日です。

そういうせわしなさにぼぉっと読むのには最適だと思います。

今や見かけない風景も、知識としてしか知らない事も全てひっくるめてどこか懐かしさを感じます。

お供には、大福と日本茶が良いかしら。

憧れるご近所づきあい

それぞれ主人公は違うのです短編集なのですが、少しずつ繋がっています。

繋がりは緩やかだったり、しっかりとしていたり様々なのですが、これが同じ地域に住む『ご近所さん』というやつだなと思う訳です。

私は留守がちなこともあり、隣家の住人とすらあまりお付き合いがないので、こんな繋がりを知ると近所付き合いというのはきっと素敵なんだろうなと思います。

現実はそううまくはいかないと知っていますが、夢を見ています(笑)