好きなものを好きなだけ

  1. 本に関すること

漫画感想 『イトウ先生、授業の時間です。 美術教師と生徒たちの、かみあわない日々』 イトウハジメ(著)

Comic Review

書籍情報

作品名:イトウ先生、授業の時間です。 美術教師と生徒たちの、かみあわない日々
巻数:単巻
著者:イトウ ハジメ
出版社:KADOKAWA
発売日:2017/06/22

鉛筆画でないと出せない温度

私ももともとはインスタグラムで追いかけていて二冊目を出版した時点で二作品買いました。
こちらは初出版の方の作品です。

ストーリー漫画ではなく、毎日のある一番を切り取った二コマ漫画なのですが、これが実に優しい。

鉛筆画なので柔らかさを感じます。作者が中学校・専門学校の美術教師でかつ、大学で研究も続けているプロフェッショナルなので、絵柄はいわゆる漫画的なんですがどことなく写実的なのが良いです。

イトウ先生が温かいから生徒が温かいのか、生徒が優しいからイトウ先生が優しいのか。
とにかく、全編にわたって穏やかな気持ちで読むことが出来ます。
ちょっとくすぐったい話もありますが時にはいいじゃないかと思わせる内容ですね。

登場人物はどこかに悪意を落っことしてきているに違いないと思っています。ここに描かれている姿がすべてではないでしょうが、無条件の懐かしい優しさに包まれたいときには、そっとこの本に慰めてもらいたいです。

【スポンサーリンク】



先生の心、生徒知らず

生徒がちょっとお馬鹿さんな行動をとっていても温かく見守っていたり、職員室での何気ないやり取りだったり。ここの先生はいつだって生徒を思っているということが読み手に良く伝わってきます。

私の好きな話に、人付き合いに悩む女生徒を遠くから見守る(心で語り掛ける)ものがあります。

「イトウ先生、それ言ってあげて!」との感想を持ちました。
が、それは大人になった今の感想であって、難しい年頃の子でしょうから言われたって素直に聞けないだろうなぁとも思います。慰められるのも褒められるのも、そもそも先生(大人)とそういったちゃんと会話するのも気恥ずかしく思う年代ですもんね。

もし私がこの中学生だったら気にかけてくれたことは嬉しいので、聞いたふりはしますが「先生にはわかんない」「わかってない」「慰めないで」と心の中で呟くような気がします。可愛くないですね(笑)
でもイトウ先生はそういう態度を分かっていながらも見守ってくれそうです。

言ってくれなきゃわからないけれど、全てを言葉で語るのも違うんだなぁと感じました。

【スポンサーリンク】



ランキングに参加しています
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ
にほんブログ村

本に関することの最近記事

  1. 読了『ペンギン・ハイウェイ』 森見 登美彦 (著)

  2. 漫画感想『メタモルフォーゼの縁側』 鶴谷 香央理 (著)

  3. 漫画感想『カワイイ私の作り方(1)』 六多いくみ(著)

  4. 読了『おべんとうの時間』 (1) 阿部 了 (写真),阿部 直美 (文)

  5. 漫画感想『こうふく画報』長田 佳奈(著)

関連記事

スポンサーリンク




カテゴリー

カレンダー

2018年12月
« 11月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

参加ランキング

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 二人暮らしへ
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ
にほんブログ村 美容ブログへ

PAGE TOP