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漫画感想『空挺ドラゴンズ(3)』 桑原太矩(著)

Comic Review

書籍情報

作品名:空挺ドラゴンズ
巻数:3巻
著者:桑原太矩
出版社:講談社
発売日:2017/11/7

タキタ、小さな母になるの回

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タキタ、母になる

当初赤ちゃん龍のビジュアルが頭部だけがふよふよ浮いていて不気味だと思いましたが、タキタが一生懸命育てている間に何か可愛く見えてくる不思議な事象が発生しました(笑)特に赤ちゃん龍を群れに返してお別れをするシーンは、抱きしめたい衝動に駆られましたよ。

今まではクィン・ザザの皆にかまわれながら育ててもらっていたタキタが甲斐甲斐しく赤ちゃん龍を世話をする姿はまさに小さなお母さん。彼女は、どんどんと成長していくのが嬉しくもありなんだか寂しくもあり。

次は、小さなお母さんと赤ちゃんではなく龍捕りと龍という相容れない関係でしか再会できないので、できれば再会はしてほしくないですが、お互いの成長を見たいそんな矛盾を抱えています。

龍は空でしか生きられない

まだ弱い赤ちゃん龍がしおしおになったことからもこれは間違いないと思います。

人はどうなんだろう?と考えたときに、人は自分の力だけでは到底飛ぶこともできず水の中で呼吸することもできない。

空で生きるためには空挺を使いますから、2,3日は自力で地上に滞在できる赤ちゃん龍よりもか弱い存在でもあります。人が生み出した技術で空にいるのだからそれを生きていると言えなくもないですが、天候や燃料(空飛ぶ技術)に左右されているあたり、彼らと一緒で一時はそこにいることはできても生きてはいけない。

やはり自分の力だけで生きていける大地でしか人は生きられないんじゃないだろうかと思います。

龍捕りはそんな理に逆らって生きている。

彼らはどこへ向かっていくんでしょうか

震臓、字のごとく震えて飛ぶのか

なるほど。

この震臓で龍は飛ぶんですね。姿かたちが様々で、鳥のようなのもいれば蛇のような形のザ・龍というのもいて、はてまた今回の赤ちゃん龍は頭に触角(この表現だとクラゲっぽい)なのでどうやって飛んでいるか甚だ疑問でしたがすっきりしました。

この部位は固くて誰も食べないということですが、ミカあたりは実は普通に食べているような気がしなくもないです。固いそうですし内臓系ですから煮込みあたりがオーソドックスな料理として思いつくんですが、キーポイントは下処理なのではないかと想像しています。

タキタの強運は、人との出会い

空から落ちて生きている、しかもそこそこの怪我は負いましたが動けないほどの重症ではない。さらに介抱してくれて、親身に世話をしてくれるアスケラさんとの出会い。

これは言うまでもなく強運でしょう。

ですが彼女の強運は、人との出会いに特化したものなんだろうなぁと思います。確かタキタはかなりの借金があったはず。そもそも本当に強運なら借金などできないですからね。

龍捕りが女の子にとって体力的にも精神的にも厳しい仕事であるのは、ソラヤの「ウチは珍しく女が4人も乗せている」発言からも日常の様子から察するに余りあります。そんな中で、ルーキーで、女の子で、特段目立った技術がない(描かれていない)彼女がやっていけているのは偏に同僚に恵まれているからだと思います。もちろん、彼女のひた向きさがあってこそです。

龍肉料理を考えてみた

毎回、楽しみにしているんですがちょっとマンネリ化になってきている気がすると思ったので、考えてみました。誰得かと言われれば、私得の一択です。

捕れたてを食べられるというメリットを最大限活かして馬刺しの要領で龍刺しなんかいかがでしょうか。料理としても手間がかからないし。食文化として生ものが苦手そうだけど、世界中を旅しているんだからどこかに生食文化の土地があるはず!

あるいはこの3巻を読んでいる今、暦上は冬ですし、だんだんと気温も下がってきたので龍肉のしゃぶしゃぶもいい。皆でわいわい鍋をつつき合うのも見てみたいな。特に日が落ちた後の空は人が過ごすには寒い場所。

体も温まってお腹も満たされる。あ、これだとすき焼きでもいいかな。

龍肉をミンチにして挽肉にしたらバリエーションももっと増えるよ!わざわざ挽肉用に肉を準備しなくても、切り分けの際に出たきれっぱしをかき集めてアレンジするとかもいいよね。

「勿体ない」を解決できて、お財布にも優しい。ちょっと手間はかかるかもしれないけど肉体労働の彼らならできる!

この辺りであれば空挺といった調理場所としても食材が限られているという意味でも料理にはあまり向かない所での料理としては十二分にいけると思う訳です。

あぁ、楽しい。

 

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